みなさん『パワプロパズル』楽しんでますか? イラストロジックやピクロスなどの数字パズルには解き方があるので、より楽しむために攻略の仕方をまとめておきたいと思います。
パワプロパズルを解くための考え方
確定マスを出す方法
いろいろ考え方はありますが、ヒント数字に対して「確定」の出るマス目を出す考え方を身に着ければほとんどのパズルを解けるようになります。
例えば、10×10のパズルを解く際にヒント数字が10であれば塗りつぶせばいいのはすぐにわかりますね。
<例題1 ヒント数字が7>
では7マスの場合はどうでしょう?
7マスの場合は、左に寄せた場合は右が3マス空いて、右に寄せた場合は左が3マス空くことが分かります。この場合に交差している中央の4マスが確定マスとなりますが、これら確定マスは計算で求めることが可能です。
確定マスを出すためには、まず確定しないマスを求める必要があります。未確定マスは「すべてのマス – {ヒント数字の和+(ヒント数字の個数-1)}」で求めることができます。
10マスのパズルでヒント数字が7の場合は3マスが未確定マスとなり、確定マスは7マスから3マスを引いた4マスになります。この4マスは「ヒント数字を左か右に寄せた場合に塗りつぶせる数」となるので、上記画像のような塗り方が確定します。
<例題2 ヒント数字が3・4>
ではヒント数字が3・4の場合はどうなるでしょう? 同様に未確定マスを求めると、10-(3+4)+(2-1)=2。左寄せの場合は3-2で1マスが確定し、右寄せの場合は4-2で2マスが確定するので上記のように塗ることができます。
上記の考え方をベースに数字の組み合わせと塗り方を覚えていくとパズルを非常に早く解けるようになります。×を付けて埋めていく消去法は間違えの元にもなるので、付ける際は慎重に!
例題
ここからは上記の解き方を踏まえ、実際のパズルを見ながら解き方を復習していきましょう。例題となるのはこちらのパズル! 15×15マスです。
パズルの基本はヒント数字の多い箇所から塗っていくことです。ですので最初の1手として15マスに近くなるヒント数字を探しましょう。この場合は最上部に13・1という数字がありますね。これは「13マス+空白1マス+1マス」で合計15マスとなり確定です。とにかく塗りつぶしましょう。
横1列が埋まったので、次は縦のヒント数字を見ましょう。この時に端が埋まっていれば、続く数字を塗りつぶしていけます。上下左右を見渡して端から埋めていきましょう。今回は幸い端から最上部の横1列が埋まっているので、しっかりと塗りつぶしていき、×が確定している箇所も埋めると上記画像の通りになります。
ステップ2と同様に上下左右を見渡して端から埋められる箇所を探します。右端を見た時に埋められる数字がありますね。右上から下に3つ目のところにある「2」の数字が繋げられるのでつなぎましょう。
同じ要領で上下左右を端から見渡すと、まだ確定できるマスがあります。縦の右から2番めのヒント数字「2・3・1・3」の2が確定しますね。このように、端から確定できるマスを探すことが確定を出す1つのポイントです。
ここからはパッと見て埋められる箇所がありません。こういう時には「未確定マス」を求めて「確定マス」を埋めていく手順にシフトしていきましょう。端から×が付いているような箇所は単純にマス目が小さくなった状態として考えることができるので、12マスから「5・1・2」の未確定マスを求めれば数字の大きい確定マスを出すことができます。
左寄せで考えた場合はヒント数字を足していくと(5+1+2)+1+1で10、12マスから10を引くと2となりこの2マスが確定します。
計算をして確定マスを出したらもう一度周りを見渡してみましょう。端が埋まっていて上下左右連続して塗りつぶせるマスはないか? 離れた数字なので×をつけられる箇所はないか? などを考えましょう。
この場合、縦のヒント数字「6・2・3・1」はすでに端から6が埋まっていて、残りのマスとヒント数字の和+個数-1が同じなので確定します。
あとは「端から埋める」と「確定マスを出す」を繰り返していくと上記画像のようになります。ここまできてもやることは同じで、確定マスを出していけば……
こんな感じですべてのマスを埋めることができます。どんなにマス目が大きくなっても基本的な考え方は変わらないので、ヒントに頼らずしっかりと組み立ててパワプロパズルを楽しんでみましょう!